チャットルームLowrysStyleの佐藤です。
先日はオーストラリア編で、スキューバダイビングライセンスの取得ツアーに参加して、ツアー3日目の海洋実習の午後にいよいよ沖に出て本格的なダイビングを開始するまでを書かせていただきました。2班にわかれてダイビング開始です。インストラクターによってコースが若干違っていて、当たりハズレがあります。
経験豊富なおっさんインストラクターは余裕があるので、酸素残量ギリまで色々と回ってくれるのですが、若いインストラクターは基本に忠実にダイビングします。私達はおっさんインストラクターにあたりダイビングスタートです。海中は想像を絶する光景が待っていました。今でも珊瑚礁の色や海水の透明感など強烈に印象に残っています。
色が鮮やかだったのは、おそらく水浸がそれほど深くはなかったからだと思います。私達のライセンスはオープン・ウォーター・ダイバーというライセンスを取る予定なのですが、18mまでしか潜ることができません。もし18mくらいまで潜ると色はあせていって、綺麗な写真をとろうとしたらフラッシュかコンパクトなライトが必要になるくらいです。けっこう鮮やかに色が出ていたので10mもなかったのではと思います。透明度は25m先まで見渡せたそうで、まずまずといった感じでした。
自分の周りはものすごく透明度がありますから、空中を遊泳しているような感覚になります。でも油断しているといつのまにか海上に体が出ていて、あら?とか恥ずかしいことになります。周りはきれいですが初ダイビングなので緊張と怖さもMAXです。周りの人達も余裕がないようで、近づくと顔をヒレで蹴られたりしちゃいます。そして初心者にありがちな自体になります。緊張で呼吸が早くなり酸素を早く消費してしまうんですね。
一班で酸素が一番少ない人に合わせるので、自分にたくさんあっても最小の人に合わせなければいけません。これも運ですが、やたら酸素の消費が早い人に当たったら仕方ないと思ってください。それでもベテランのおっさんインストラクターは自分の酸素をオクトパスというもう一本のレギュレーターで吸わせたり、酸素が余ってる人のオクトパスを吸わせたりしてなるべく長く楽しませてくれるのでした・・・。